高卒から公務員になるには?試験の種類や難易度、年収を解説。また、後悔しないための考え方のポイントも紹介します。高校卒業後の進路として、公務員を目指すことも選択肢の一つです。公務員試験には「高卒程度」とされる区分もあり、受験資格を満たして試験に合格すれば、高卒から公務員を目指せます。一方で、公務員といっても国家公務員や地方公務員などさまざまな種類があり、受験資格や試験内容、給与なども異なります。「安定していそうだから」といったイメージだけで決めるのではなく、自分に合った仕事や働き方なのかを考えることも大切です。この記事では、高卒から目指せる公務員の種類や年収、試験の難易度、受験までの流れなどを解説します。公務員以外の選択肢も含め、今後のキャリアを考える際の参考にしてみてください。【監修】パーソルイノベーション株式会社若年層・未経験層特化型の転職エージェント「ピタテン」事業責任者 星野里季氏キャリアアドバイザー、営業、ITエンジニア、転職メディア編集長などの経験に加えて、実際のピタテンの採用現場の視点を交えながらポイントを解説します!高卒から公務員は目指せる?結論として、高卒からでも受験資格を満たして試験に合格すれば、公務員を目指せます。公務員試験には「高卒程度」「大卒程度」などの区分がありますが、これらは必ずしも最終学歴そのものを示すものではありません。試験によっては、年齢などの受験資格を満たしていれば、高卒者が「大卒程度」の試験を受験できる場合もあります。ただし、受験資格は試験や職種によって異なります。専門職や技術職では特定の資格や学歴が必要な場合があるほか、試験によっては大学卒業などの要件が設けられているケースもあります。受験を希望する機関や自治体の募集要項を、事前にしっかりと確認しておきましょう。💡星野ポイント:公務員試験の「高卒程度」「大卒程度」は、必ずしも学歴そのものを意味するものではなく、受験資格を満たしていれば挑戦できる試験もあります。ただし、年齢や学歴、必要資格などの条件は試験ごとに異なるため、興味のある職種が見つかったら、まずは募集要項を確認してみましょう♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒で目指せる公務員の種類高卒から目指せる公務員には、国家公務員や地方公務員、警察官や消防官、自衛官などの公安系公務員があります。ここでは、それぞれの特徴を紹介します。国家公務員(一般職・専門職など)国の行政機関などで働くのが国家公務員です。高卒程度試験で目指せる代表的な職種として、税務署で働く「税務職員」や、各府省やその出先機関で事務を行う「国家公務員一般職(高卒者試験)」などがあります。職種や採用区分によっては、採用された地域内や全国で異動・転勤する可能性があります。地方公務員(都道府県庁・市役所など)特定の地域に密着し、住民の生活を直接サポートするのが地方公務員です。都道府県庁や市区町村役場の事務職、学校事務、土木・建築などの技術職が該当します。仕事内容や異動の範囲は自治体や職種によって異なり、地域住民の生活に身近な仕事に携われるのが特徴です。採用された自治体を中心とした勤務となるため、地元で長く働き続けたいと考えている方には、選択肢の一つとなるでしょう。公安系公務員(警察官・消防官・自衛官など)警察官や消防官、自衛官など、人々の安全や国の防衛を担うのが公安系公務員です。職種によっては、筆記試験や面接のほかに体力検査などが実施される場合があります。体力を必要とする場面もあるため、仕事内容や試験内容を確認したうえで、自分に合っているかを考えるとよいでしょう。💡星野ポイント:高卒から目指せる公務員には、国家公務員や地方公務員、公安系公務員などさまざまな選択肢があります。同じ公務員でも、仕事内容や勤務地、求められる適性などは職種によって異なります。自分がどのような仕事に携わり、どのような環境で働きたいのかまで考えながら、自分に合う職種を探してみましょう♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!公務員試験の「高卒程度」と「大卒程度」の違い公務員試験の「高卒程度」「大卒程度」は、試験で求められる知識や能力の程度などを示す区分として使われています。受験資格や試験内容は試験によって異なるため、希望する職種の募集要項を確認することが大切です。高卒程度試験は高校卒業程度の知識や能力を前提とした問題が出題されます。一方、大卒程度試験では、試験によって専門試験が課されるなど、試験内容にも違いがあります。💡星野ポイント:「高卒程度」「大卒程度」という名称だけを見て、自分には難しいと判断しないことが大切です。実際の受験資格や出題内容は試験によって異なるため、まずは希望する職種の募集要項を確認しましょう。出題科目や試験内容に合わせて、早めに対策を始めるのがおすすめですよ!✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒公務員の年収は?高卒公務員の給与は、勤務先や職種、年齢、経験年数などによって異なります。令和7年の国家公務員給与等実態調査によると、高卒国家公務員(行政職俸給表(一)適用職員)の平均給与月額は41万6,224円となっています。これを基準に、年2回のボーナス(期末・勤勉手当を4.65か月分として試算)を加味して単純計算した場合、年収の目安は約693万円です。ただし、この平均給与月額は、さまざまな年齢や経験年数の職員を含めた平均です。そのため、高卒で公務員になった直後から月額41万円程度の給与を受け取れるわけではありません。また、地方公務員の給与は自治体によって異なります。高卒から公務員を目指す際は、平均給与だけで判断するのではなく、希望する職種や自治体の初任給、各種手当なども確認することが大切です。なお、高卒の生涯年収については、「高卒と大卒の生涯年収の差は嘘?中央値とデータで見る逆転戦略」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。💡星野ポイント:公務員の給与を見るときは、平均年収の数字だけで判断しないことが大切です。平均値には勤続年数の長い職員も含まれるため、高卒で採用されたばかりの方が同じ金額を受け取れるわけではありません。実際の収入をイメージしたい場合は、志望する職種や自治体の初任給に加えて、昇給の仕組みや各種手当、賞与なども確認しておきましょう♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒で公務員になるメリット高卒で公務員を目指すか迷っている場合は、働き方や将来のキャリアをイメージしたうえで、自分に合っているかを考えることが大切です。 ここでは、高卒で公務員になるメリットについて解説します。メリット1:大学進学にかかる費用を抑えられる1つ目のメリットは、大学の入学金や授業料などの費用を抑えられる点です。大学へ進学する場合は、授業料のほか、進学先によっては一人暮らしの家賃や生活費なども必要になります。さらに、奨学金を利用した場合は、卒業後に返済が必要になるケースもあるでしょう。高卒で公務員に就職すれば、こうした大学進学にかかる費用を抑えながら、早い段階から収入を得ることができます。メリット2:大卒より早く社会人経験を積める2つ目のメリットは、4年制大学を卒業してから就職する場合と比べて、早く社会人経験を積める点です。 若いうちから実務に携わることで、仕事に必要な知識やスキルを身につけたり、職場でのコミュニケーションや仕事の進め方を学んだりできます。また、大学へ進学する同世代より早く収入を得られるため、経済的な自立を目指しやすい点もメリットと言えるでしょう。メリット3:比較的雇用が安定している3つ目のメリットは、比較的雇用が安定している点です。 公務員は民間企業とは異なり、勤務先の倒産によって職を失うリスクがなく 、給与や各種手当なども法律や条例などに基づいて定められています。また、景気による影響を受けにくい傾向にあります。安定した環境で長く働きたいと考えている人にとっては、公務員を目指すメリットと言えるでしょう。 💡星野ポイント:高卒で公務員になると、大学進学にかかる費用を抑えながら、同世代より早く社会人経験を積めるメリットがあります。また、比較的安定した環境で長く働きやすいことも魅力の一つです。ただし、仕事内容や働き方が自分の価値観や将来の希望に合っているかまで考えることが大切ですよ♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒で公務員になるデメリット高卒で公務員になることにはメリットがある一方で、働き方や今後のキャリアを考えるうえで知っておきたい注意点もあります。ここでは、高卒で公務員になるデメリットを解説します。デメリット1:職種によっては民間企業への転職で経験を活かしにくい公務員の職種によっては、民間企業へ転職する際に、これまでの経験をそのまま活かせる求人が限られる場合があります。 公務員の仕事には、行政機関ならではの制度や手続きに沿って進める業務もあり、民間企業ではあまり使われない知識やスキルが中心になる仕事もあります。そのため、将来的に民間企業へ転職しようと考えたとき、転職を希望する業界や職種によっては、公務員として身につけた知識やスキルと企業が求める経験が一致しないケースも考えられます。 将来的に民間企業への転職も視野に入れている場合は、どのような経験やスキルを身につけられる職種なのかも考えておくとよいでしょう。 デメリット2:副業には一定の制限がある公務員は、民間企業で働く場合と比べて、副業に一定の制限がある点にも注意が必要です。国家公務員法や地方公務員法では、営利企業への従事などについて制限が設けられています。そのため、本業以外でも仕事をして収入を増やしたい場合や、副業を通じて新しい経験を積みたい場合には、公務員の副業に関するルールが希望する働き方と合わない可能性があります。将来的に、副業を通じて多様なキャリアや収入源を確保したい場合は、希望する職種や勤務先の副業に関するルールを確認しておくとよいでしょう。💡星野ポイント:公務員は比較的安定した環境で働きやすい一方で、職種によっては民間企業への転職で経験を活かしにくかったり、副業に一定の制限があったりします。「長く安定して働きたい」「将来は副業にも挑戦したい」など、自分が理想とするキャリアによって向き・不向きは異なります。5年後、10年後にどのような働き方をしていたいかまで考えて選ぶことが大切ですよ♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒公務員に向いている人の特徴高卒公務員は、地域や社会に関わる仕事に興味があり、周囲と協力しながら責任を持って仕事に取り組める人に向いていると考えられます。公務員の仕事では、法律や条例、決められた手続きなどに沿って正確に業務を進めることが求められる場面があります。また、地方公務員であれば地域住民、国家公務員であれば各府省や関係機関など、さまざまな人と関わりながら仕事を進める機会もあるでしょう。例えば、市区町村役場の窓口業務の場合は、住民の話を丁寧に聞きながら必要な手続きについてわかりやすく説明する力が求められます。国家公務員の場合も、税務署や省庁の出先機関などで、地域や関係機関と関わりながら業務にあたる場面があります。また、事務職であっても一人で仕事を完結させるとは限らず、上司や同僚、ほかの部署などと連携しながら進めることが少なくありません。そのため、地域や社会に関わる仕事にやりがいを感じられる人や、周囲と協力しながら地道にコツコツと仕事を進められる人は、公務員に向いている可能性があるでしょう。 なお、自分に合う仕事の見つけ方については「自分に合う仕事がわからない20代の焦りを解消。納得できる仕事探しのヒント」で解説していますので、ぜひご覧ください。💡星野ポイント:公務員に向いているかどうかは、「安定した仕事をしたい」という希望だけでなく、仕事内容や自分の適性まで含めて考えることが大切です。自分の強みを振り返ってみましょう。もし「公務員と民間企業のどちらが自分に合っているかわからない」という方は、転職エージェント「ピタテン」で自分の適性や希望する働き方を整理してみるのもおすすめですよ♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒公務員試験の難易度と受験までの流れ高卒から公務員を目指す場合は、希望する職種の試験内容や受験資格、日程を確認し、計画的に準備を進めることが大切です。ここでは、高卒程度の公務員試験の難易度と、受験に向けた流れを解説します。高卒公務員試験の難易度高卒程度の公務員試験は、高校卒業程度の知識や能力を前提としていますが、十分な対策をせずに合格できるとは限りません。試験によっては、筆記試験に加えて、作文試験や人物(面接)試験などが実施されます。また、試験内容や倍率は、国家公務員・地方公務員の違いや職種、自治体などによって異なります。 なお、令和7年の国家公務員一般職(高卒者試験)の倍率は2.5倍(申込者/最終合格者数)、令和6年の高卒程度区分の地方公務員の倍率は、合計で4.3倍でした。ただし、倍率だけで試験の難易度を判断することはできません。希望する職種の試験内容や過去の倍率などを確認したうえで、計画的に対策を進めましょう。参考:国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)|人事院参考:地方公務員における働き方改革に係る状況 ―令和6年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果の概要― (令和8年1月19日訂正)|総務省高卒公務員を目指す4つのステップ高卒から公務員を目指す場合は、受験したい試験の情報を早めに集め、試験日から逆算して準備を進めることが大切です。ここでは、公務員を目指す際の流れを4つのステップで紹介します。STEP1:目指す職種と試験区分を決めるまずは、どのような公務員を目指したいのかを考えましょう。 「国家公務員」として省庁で働きたいのか、「地方公務員」として地元の自治体で働きたいのか、あるいは「公安系」として地域を守りたいのかを決めます。職種によって仕事内容や勤務先、試験内容などが異なるため、自分がどのような仕事に携わりたいのかを整理することが大切です。 希望する職種が決まったら、受験できる試験区分や採用情報を確認し、必要な準備を進めましょう。STEP2:試験日程と受験資格(年齢制限)を確認する目指す職種が決まったら、試験日程や受験資格を確認します。公務員試験の受験資格は試験によって異なり、年齢や卒業時期、資格などの条件が設けられている場合があります。「高卒程度」の試験であっても受験資格は一律ではないため、募集要項を確認することが大切です。 また、国家公務員採用一般職(高卒者試験)の場合、応募受付期間は例年6月中旬頃となっており、9月上旬に第1次試験が実施されます。こうした年間スケジュールを早めに把握し、逆算して勉強を始めましょう。なお、公務員試験の年齢制限については「公務員試験【社会人採用】の年齢上限は?働きながら受かる人の特徴」で詳しく解説しています。STEP3:筆記試験(基礎能力・作文)の対策を進める試験内容を確認したら、筆記試験の対策を進めます。 公務員試験では、基礎能力試験や作文試験などが実施される場合があります。例えば、国家公務員一般職(高卒者試験)の基礎能力試験では、文章理解や課題処理、数的処理などの問題が出題されます。 また、与えられたテーマについて論理的に記述する「作文・論文試験」も、文章構成力を鍛える練習をしておくとよいでしょう。出題内容は試験によって異なるため、募集要項や過去問などを確認し、自分の苦手な分野も把握しながら計画的に対策を進めましょう。 STEP4:面接試験の対策を行う筆記試験だけでなく、面接などの人物試験への対策も進めておきましょう。 公務員試験では、試験によって個別面接や集団討論などがあります。例えば、国家公務員一般職(高卒者試験)では、第2次試験として人柄や対人的能力などを評価する個別面接が行われます。 志望動機や自己PRなど想定される質問を書き出し、模擬面接などを通して、自分の考えをわかりやすく伝えられるように練習しておくことが大切です。 💡星野ポイント:高卒程度の公務員試験は、試験によって出題内容や倍率、受験資格などが異なります。そのため、「倍率が高いから難しそう」と数字だけで判断するのではなく、まずは志望する職種の募集要項や過去問を確認することが大切です。試験日から逆算して、筆記試験だけでなく作文や面接まで計画的に準備を進めていきましょう♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒で公務員を目指して後悔しないために考えたいこと公務員にも民間企業にも、それぞれ異なる特徴があります。就職してから「思っていた働き方と違った」と感じないためにも、両者の違いを理解して比較しながら、自分に合った進路を考えてみましょう。公務員以外の仕事にも目を向けてみる公務員を目指すか迷っている場合は、民間企業への就職も含めて選択肢を広げてみましょう。 高卒から就職できる仕事は、公務員だけではありません。製造業や建設業、IT関連、物流業など、さまざまな業界で高卒者を対象とした求人があります。企業や職種によっては、入社後に研修を受けたり、実務経験を積みながら資格や専門的なスキルを身につけたりすることも可能です。 また、仕事内容だけでなく、給与体系や働き方、キャリアの選択肢などにも違いがあります。 最初から公務員だけに絞るのではなく、こうした民間企業での働き方やキャリア形成の可能性も一度視野に入れて比較検討してみることで、より納得感のある選択ができるようになるでしょう。「高卒の転職は厳しいのでは?」と不安を感じる方は、「『高卒の転職は厳しい』は嘘?本当?未経験から正社員を勝ち取る方法」で対処法を詳しく解説していますので、ぜひご覧くださいね♪自分の価値観や適性に合った仕事を考える進路を決める際は、仕事内容や安定性だけでなく、自分の価値観や適性に合っているかを考えることも大切です。同じ公務員でも、窓口で住民と接する仕事やデスクワークが中心の仕事、専門的な知識が必要な仕事など、仕事内容はさまざまです。また、部署や職種によって働き方や求められる能力も異なります。 例えば、「安定した環境で長く働きたい」「地域や社会に関わる仕事がしたい」と考えている方には、公務員が選択肢の一つとなるでしょう。しかし、「成果に応じた評価や収入を重視したい」 「クリエイティブな仕事に挑戦したい」と考えている場合は、民間企業も含めて検討することで、自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。周囲の意見や「公務員は安定している」といったイメージだけで判断せず、自分が仕事や働き方に何を求めているのかを整理することが、後悔のないキャリアを築くことにつながります。なお、転職面接における自己PRについて、「自己PRは強み×経験×意欲で伝える! 初めての転職者向け作り方3ステップ」で詳しく解説しています。また、自分に合った仕事を見つけるには、転職エージェントの活用もおすすめです。活用方法は「転職エージェントに「相談だけ」したい20代へ。キャリアの壁打ち相手に♪」で紹介していますので、あわせてご確認くださいね♪💡星野ポイント:高卒から公務員を目指す場合も、「安定していそうだから」というイメージだけで進路を決めるのではなく、民間企業も含めて比較することが大切です。ピタテンでは、キャリアアドバイザーに自分の価値観や適性について相談しながら、民間企業の求人を紹介してもらえます。「公務員と民間企業のどちらが自分に合うのかわからない」という方も、まずは選択肢を広げるところから始めてみてくださいね♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!高卒公務員に関するよくある質問(Q&A)ここでは、高卒から公務員を目指す際によくある疑問について、Q&A形式で解説します。 Q. フリーターや既卒、社会人からでも公務員を目指せますか?フリーターや既卒、社会人からでも、受験資格を満たしていれば公務員を目指せます。 公務員試験の受験資格は試験によって異なりますが、年齢や卒業時期などの条件を満たしていれば、既卒者や社会人が受験できる試験もあります。そのため、「高校卒業後すぐに受験しなかったから」という理由だけで、公務員を諦める必要はありません。 アルバイトや仕事を通して身につけた経験やスキルを、面接で伝えられる場合もあります。「なぜ公務員を目指すのか」「これまでの経験を仕事にどう活かしたいのか」を整理しておくとよいでしょう。 Q. 国家公務員と地方公務員は併願できますか?国家公務員と地方公務員は、試験日程や受験資格などの条件を満たしていれば併願できます。 ただし、公務員試験は職種や自治体によって日程が異なり、試験日が重なる場合もあります。また、試験ごとに出題内容や選考方法が異なる場合があるため、それぞれに応じた対策も必要です。 複数の試験を受験したい場合は、 募集要項や試験日程を早めに確認し、無理のない受験スケジュールを立てておきましょう。 Q. 試験に落ちたらどうすればいいですか?公務員試験に不合格となった場合でも、受験資格を満たしていれば翌年度以降に再び受験できる場合があります。再挑戦する場合は、筆記試験や面接など、どの部分に課題があったのかを振り返り、次回の試験に向けて対策を進めましょう。また、公務員だけに選択肢を絞らず、民間企業への就職を検討する方法もあります。公務員試験に向けた勉強や自己分析、面接対策などの経験を、民間企業の就職活動に活かせる場合もあるでしょう。 💡星野ポイント:高卒後すぐに公務員にならなかった場合でも、受験資格を満たしていれば、フリーターや既卒、社会人から公務員を目指せる試験があります。国家公務員と地方公務員の併願を検討したり、不合格だった場合は翌年度以降の再挑戦や民間企業への就職に目を向けたりすることも可能です。自分の状況や将来の希望に合わせて柔軟に進路を考えてみてくださいね♪✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!まとめ:公務員以外の選択肢も含めて自分に合ったキャリアを考えよう高卒からでも、受験資格を満たして試験に合格すれば公務員を目指せます。大学進学にかかる費用を抑えながら早く社会人経験を積めることや、比較的安定した環境で働きやすいことなどは、高卒から公務員を目指すメリットです。一方で、公務員には副業に一定の制限があるなど、働き方やキャリアを考えるうえで注意しておきたい点もあります。公務員以外にも、高卒から目指せる仕事は数多くあります。公務員と民間企業それぞれの特徴を比較しながら、自分が仕事に何を求めているのか、どのような働き方をしたいのかを整理し、自分に合ったキャリアを考えてみてくださいね♪💡星野ポイント:高卒からの進路は、公務員だけではありません。「安定性を重視したい」「自分の得意なことを活かしたい」など、仕事に求めるものによって自分に合う働き方は変わります。公務員と民間企業で迷っている方は、両方の特徴を比較しながら考えてみましょう。民間企業への就職も検討したい場合は、ピタテンに相談し、自分の希望や適性に合った求人を紹介してもらうのもおすすめですよ!✅一人で悩むより、プロに相談するのもおすすめです!